Boilcool

美味しさと安全性の両立を実現する
サトウのボイル＆クール槽

お豆腐を加熱・冷却する工程では、二次汚染の危険性を限りなく低減させる必要があります。

ただし、菌数を抑えるために加熱しすぎると、豆腐の味や食感、大豆の風味や香りが損なわれます。

安全性と美味しさを両立させる加熱工程での加減は難しく、
お豆腐を熟知しているお豆腐メーカー様、製造機器メーカーにしかできない技術です。

さらにサトウでは、長年の開発・製造の経験で収集した
データをもとに機械設計を行い、

菌数データを参考に装置の大きさなどに応じた
ラインナップを充実させています。

Introduction of Boyle & Cool tank

全自動ボイルクール槽

〇 製品の特長
  • 低温殺菌のため、高品質のまま日持ち期間が向上。
  • 間接加熱により、均一な温水管理が可能です。
  • バケットを使用するため、時間管理も均一です。
  • 加熱能力や設置スペースなど、お客様のニーズに応じて対応いたします。
〇 殺菌効果の一例

※青の折れ線が水温、赤い折れ線が豆腐の芯温を表しています。豆腐の芯温は温度センサで検知し、温度や菌数の推移を把握。菌数300以下を7日目まで持続します。

A：ボイル処理した木綿豆腐（細菌/g）
    2日目 5日目 7日目 9日目
一般細菌 パック水 300以下
300以下 		300以下
300以下 		300以下
300以下 		8.5×102
7.3×102
豆腐表面 300以下
300以下 		300以下
300以下 		6×102
300以下 		300以下
4×102
大腸菌群 パック水 陰性
陰性 		陰性
陰性 		陰性
陰性 		陰性
陰性
豆腐表面 陰性
陰性 		陰性
陰性 		陰性
陰性 		陰性
陰性
B：ボイル処理していない木綿豆腐（細菌/g）
    2日目 5日目 7日目 9日目
一般細菌 パック水 1.2×10³
1.3×10³ 		1.1×10⁵
3.8×10⁵ 		8.0×10⁶
1.3×10⁵ 		1.5×10⁷
3.2×10⁷
豆腐表面 8×10²
6×10² 		1.0×10⁵
9.3×10⁴ 		1.8×10⁶
1.5×10⁵ 		5.3×10⁶
5.1×10⁶
大腸菌群 パック水 陰性
陰性 		4.0×10⁴
3.2×10⁴ 		5.0×10⁶
7.0×10⁴ 		1.2×10⁷
2.2×10⁷
豆腐表面 陰性
陰性 		2.0×10⁴
1.7×10⁴ 		10⁶＞
2.7×10⁵ 		8.6×10⁶
6.5×10⁶
製品の詳細動画

全自動ボイルクール槽 ワイドタイプ

〇 製品の特長
  • 全自動ボイルクール槽よりも400mm幅広のタイプです。
  • 低温殺菌のため、高品質のまま日持ち期間が向上。
  • 間接加熱により、均一な温水管理が可能です。
  • バケットを使用するため、時間管理も均一です。
  • 加熱能力や設置スペースなど、お客様のニーズに応じて対応いたします。
製品の詳細動画 準備中

ボイルボイル槽

〇 製品の特長
  • 加熱のみを目的とした連続装置です。冷却装置のみお持ちのお客様にお勧めいたします。
  • 通常幅タイプ2.4mのほか、幅狭タイプ2.8mと幅狭タイプ1.4mがあります。
  • 冷却槽のすぐそばや上など、工場のスペースを考慮して設計いたします。
  • 製造能力や複雑なコンベア設計も含めてプロデュースいたします。
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ボイルライト

〇 製品の特長
  • 加熱のみを目的とした装置です。
  • 省スペース設計が可能なため、スペースが限られた工場や、既存ラインに回せないパック製造、沈まないタイプの豆腐など、少量多品種の製造に適しています。
  • 多連タイプなど、工場環境に合わせて設計いたします。
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マルチフラットボイル槽

特許取得（特許第4496260号）
〇 製品の特長
  • 10分間のボイルで豆腐の表面を殺菌します。
  • フラットベット式バケットを採用。沈まず、加熱時に膨れる寄せ豆腐にも最適です。
  • あらゆるサイズの製品のボイル殺菌に対応。
  • 既存の冷却水槽と連結して使用できます。
  • 槽の深さ、容器の間口・サイズ、浮力のないパッケージなど、お客様のニーズに柔軟に対応が可能です。
  • 加熱時間も調整できますので、担当営業にご相談ください。
〇 製品の仕様
処理能力 ：1500/h
シャワー冷却時間 ：10分間
機長 ：4700mm
全幅 ：1700mm
フレーム高 ：1900mm（最大高さ2300mm）
電源 ：3相200V 3.7kW
エアー消費量 ：54L（Normal）/min
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ホイスト式ボイル&クール槽

〇 製品の特長
  • パックを台車から吊り上げて槽に入れる、昔ながらの製造手法に対応するボイル&クール槽です。
  • 全自動方式でないため、容器の制約がありません。
  • 加熱能力や設置スペースなど、お客様のニーズに応じて対応いたします。
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ネット式ボイル槽

〇 製品の特長
  • ネットからランダムに槽に投入するため、もっとも自在性が高い装置です。
  • 袋豆腐やブロー充填豆腐などにも対応。
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Introduction of options

ウルトラ不動態被膜コーティング

〇 製品の特長
  • ステンレスの表面は水の性質や塩素などにより、応力腐食という経年損傷を起こしてしまいます。そこでサトウでは1日でも長く製品を使用していただけるよう、各製品のステンレス表面の不働態被膜コーティングを実施しています。
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上記以外にも、さまざまな包装機・オプション品を取り扱っております。
お客様の既存設備に合わせた各種オーダーメイドを承ります。
以前ご相談いただいたことのあるお客様は担当の者へご連絡ください。
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